膝は非常に重要な役割とご紹介しましたが、どのように構成されているかご存知ですか❓

膝は骨とその周りの筋肉、腱、靭帯、軟骨などが膝関節を構成しており、安定性を保つ役割を果たしています。

それぞれの役割として、靭帯は骨と骨をつなぐ機能をもち、骨と筋肉をつないでいるのが腱となります。

軟骨は関節を動かすための骨のクッションとして機能しています。

筋肉は収縮することで膝を伸ばす動きや曲げる働きを果たしています。

・・少し難しいですね

つまり膝は複雑な構造を持つ部位であり、立つ、座る、歩くといった動作に重要！という事です。

その中でも筋肉は適度にストレッチを行い、やわらかくしておく必要があります。

膝関節を動かす主な筋肉として、太ももの前面に位置し膝を伸ばす働きをする伸筋(しんきん)、

背面に位置し膝を曲げる働きをする屈筋(くっきん)に分けることができます。

【膝を伸ばす働きをする伸筋】Slide2

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と呼ばれる4つの筋群です

・大腿直筋（だいたいちょっきん）

・外側広筋（がいそくこうきん）

・内側広筋（ないそくこうきん）

・中間広筋（ちゅうかんこうきん）

歩く時・立ち上がる時など、下半身の主な運動に多くかかわるため、この筋肉が衰えると色々な場面で障害や痛みが出てきます。

【膝を曲げる働きをする屈筋】Slide3

ハムストリングスと呼ばれる3つの筋肉の総称です

・半腱様筋（はんけんようきん）

・半膜様筋（はんまくようきん）

・大腿二頭筋（だいたいにとうきん）

普段から大きい力を発揮することの多い大腿四頭筋に比べて筋力が弱くなりがちですが、筋力差が大きくなってしまうと、

運動時に肉離れなどの筋肉系のケガを起こしてしまうリスクが高まります。

 このように、膝の筋肉は非常に大切な働きをしています。

日頃から硬くならないようにストレッチなど行って、筋肉を伸ばしたり、血流をよくする事を意識しましょう。