今回は、骨盤まわりの筋肉バランスを整えるストレッチをご紹介します✨

骨盤のまわりには、股関節を動かす筋肉や膝を動かす筋肉など多くの筋肉があります。

周辺の筋肉が硬くなると、筋肉バランスが崩れ、骨盤にストレスがかかり骨盤の歪みや猫背などの不良姿勢につながる事があります。

日常的に柔らかくし、バランスを整えておきましょう♫

POINT

ストレッチを行う際は、背中が丸まらないように上体を伸ばすことを意識します。

また、息は止めず、気持ち良く伸びている感覚で止めるようにしてください。

椅子に座って行えるストレッチも2種類ご紹介するので、仕事の空き時間などに取り入れてみてくださいね

✅A:梨状筋(りじょうきん)のストレッチ(Slide2)

梨状筋はお尻外側近くにあり、仙骨から大腿骨に伸び、股関節を外に開かせる役割を担う筋肉です。

しっかりほぐし、股関節の柔軟性をキープすることが重要です！

①椅子に座って背筋を伸ばし、右足のくるぶしを左足の上に乗せる

②ゆっくりと上半身を前に倒し、お尻が伸びて気持ちいいと感じるところで20秒キープ。これを3回繰り返す

③反対側の足も同じように行う

✅B:ハムストリングスのストレッチ(Slide3)

ハムストリングスは膝を曲げる働きをする屈筋で、太ももの背面に位置する筋肉群です。

座り姿勢ではほとんど使わない筋肉のため、座っている時間が長い方は硬くなりがちです。意識してストレッチしましょう！

①椅子に浅めに腰掛けて、背筋を伸ばす。右足を前に出し、膝を伸ばす

②息を吐きながら、ゆっくりと上体を前に傾ける（腰を丸めず、上体を伸ばしたまま前傾するように意識する）

③気持ちよく伸びている感覚があるところで止めて、20秒キープ。これを3回繰り返す

④反対側の足も同様に行う

✅C:腸腰筋(ちょうようきん)ストレッチ(Slide4)

腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉群で、腰をS字状に保ち、骨盤の傾きを調整する役割があります。

正しい姿勢を維持するのに重要な筋肉のため、日頃からほぐしておきましょう！

①左膝を床につけて、片膝立ちの姿勢をとる

②骨盤を前にゆっくりと移動して右足に体重をかけ、腰を落とす

③左足の太もも前側、股関節の前側が気持ちよく伸びている感覚があるところで止めて、20秒キープ。これを3回繰り返す

④反対側の足も同様に行う

骨盤まわりの筋肉は硬くなりやすいので、全体を柔軟に保つことが重要です！

まずは定期的なストレッチを生活の中に取り入れて、日常的にケアしていきましょう